お知らせバッジとヘルプマーク

くらっぷを正式に立ち上げる前の2014年3月から販売している「目に見えない障がいがある方の為のお知らせバッジ」。(以下、お知らせバッジと略します)

同じ趣旨で製作された東京都のヘルプマークがSNSの波に乗って話題になり、くらっぷの活動エリアである豊田市でも、市議会においてヘルプマーク導入について何度か質問が繰り返されてきました。その都度、答弁で「市内で同様の趣旨で活動を進めている団体がある」と、時にはくらっぷの名前も出しながら、お知らせバッジとその啓発活動を長く応援してくださいました。こんな小さな団体の活動を、ポケットマネーから始めた小さな活動を市が認めてくれているというのは、本当に本当に感謝しています。

2018年7月から、愛知県においてヘルプマークの県内一斉配布が始まりました。

それに伴ってお知らせバッジの販売を終えた方がよいのか迷いましたが、迷っている間にも少数ではありますが県内外問わず注文が入りました。

もともとニーズがあれば続けていくつもりで始めた取り組みですし、何よりも使う人が使いやすいと思ったほうを使えばいい。

それに、どちらかに決めなくても両方便利に使えばいいじゃないか♪という事で、今後も販売は継続したいと思います。

くらっぷは、愛知県の「ヘルプマーク普及パートナーシップ」にも団体登録をしており、イベント会場とかでPRをしていると対象者の方であっても「電車、あまり乗らないし…」と付ける場面で迷われる方が多いですが、そういう方には「災害時の非常用持ち出し袋に付けておくのはどうですか?」とお声がけしています。そうするとハッとした顔をして欲しいと言ってくださる方がほとんど。どうしても電車のイメージが強いですね(^_^;)

我が家の場合も、その時その状況に応じてバッジとヘルプマーク、ベストだと思ったほうを付けています。付けなくても大丈夫と思う場所には付けてません。

まずはたくさんの人が「色んな事情があって困りやすい人が持ってるマークだから、何かあった時は裏面の情報シールをチェックして負担にならない程度で手助けお願いします」というマークである事を知ってもらえたら、と思います。