平成29年度 春の啓発週間

なかなかブログが更新できていませんが、
前回のブログでお知らせした、2月の熊本地震復興イベントを皮切りに
今年も色々と元気に動いております。

 2月5日 (日) 震災復興イベント「あの日のくまもと、今のくまもと」in とよた市民活動センター 

震災後の早い時期から現地に向かって支援活動をされていた「特定非営利活動法人愛知ネット」の南里さん、現在熊本市在住でとよた市民活動センターの元職員でもあった池邉さん、お二人の当時のリアルなお話を聞かせて頂きました。

南里さんは、熊本県各地の震度や揺れの回数という数字データ~被害のバラつきの様子やその後の炊き出し活動の中で現地の方々がどう動いて、どこに困っていたかなど解りやすくお話してくださいました。
池邉さんは地震発生時の状況や、建物被害はなかったものの、その後生活をしていく中で近所の方達との繋がりの大切さをメンタル面を含めてお話して下さいました。

そして、会場では熊本の写真展もあり、その写真が掲載されている写真集の販売もありました。
こちらは、くらっぷの参考図書として2冊購入しましたので、今後のイベント出展の時などにブースに置かせていただく予定です。

豊田市内で活動する防災・減災団体の活動紹介の展示ブースもあり、
こちらも本当に勉強になりました。

発達障がい児支援くらっぷ もその中に混ぜていただいて、
豊田市コミュニケーション支援ボード(災害版)と
目に見えない障がいがある方のための「お知らせバッジ」、
障がい特性と配慮の冊子「障がいのある人もない人も地域で一緒に暮らすためのガイドブック」を展示。
そして団体紹介コーナーでマイクを握り、PRしてきました。

それぞれが大切な役割と志をもって活動されていらっしゃいます。
よい刺激を戴きました。

「自分のことは自分で守る」ということが基本の防災ですが、
配慮が必要な時、その人に少しでも支援が届くように
これからも地道に活動していきたいと思います。

2月20日 (月) 兵庫県明石市からの視察(コミュニケーション支援ボード)に対応させていただきました。

平成28年4月1日から施行された障害者差別解消法や度重なる災害により、豊田市の災害版ばかりでなく既に作成されている他自治体や他団体の物も含めて全国的に「コミュニケーション支援ボード」が注目されつつあるのは感じていましたが、今回兵庫県明石市から福祉総務課の職員さん2名が愛知県豊田市まで足を運んでくださいました。
本当にありがたい事ですね😊

作成にあたっての団体の思いや、大変だったことなどをお話させていただきましたが、いつも伝えたい事がありすぎる中で何をチョイスするかが一番大変で(笑)。
とにかく「地域と障がいのある人をつなぐキッカケをつくりたい」という事と、「たくさんの支援方法の中のほんの一部に過ぎないけれど、障がい種別に限らず共通した不安を解消する一歩にしたい」、「目に見えない障がいの啓発もしたい」の3点セットを中心にお話してきました。

他にも、普段は見ることのない、お互いの市の施策を確認しながら真剣に情報交換している職員さんの様子に少々感動しつつ、同じ思いを持って動ける「共働」という形で動けていることにほっこり♪
団体をたちあげて良かったな とか、思い切って事業提案して良かったな とか振り返りつつ、
これからも伝えつづけていこうと思った日でした。

CATV ひまわりネットワーク「とよたNOW」3月の防災特集で、コミュニケーション支援ボードが紹介されます。

2月28日に、緑ヶ丘自治区の区民会館にお邪魔して、区長さん・自主防災会会長と共に撮影を行ってきました。

緑ヶ丘自治区さんは、昨年9月に開催された区内での「防災フェスティバル」で、コミュニケーション支援ボードの使い方講座を実施してくださった自治区です。
近くに大きな工場が何軒もあり、そこで働いている外国人の方との繋がりや、指定避難所となっている小学校までは距離があるなどを課題とされているようです。
防災フェスティバル当日は、たくさんのメニューの中で真っ先にコミュニケーション支援ボードの講座を入れてくださり、集まった地域住民の方全員にお話することができました。

その時の振り返りや自治区住民の方へのアピールの仕方などの紹介と共に、
改めて、コミュニケーション支援ボード作成への思いや使い方などを撮影していただきました。

3月6日(月)から「とよたNOW」の番組内 特集コーナーで放送開始されます。
また、翌日7日の午後からは市役所のホームページから視聴いただけるそうです。
私もドキドキしながら見てみます(^^;)

緑ヶ丘自治区の区長さん、自主防災会会長さん、事務の○○さん(お名前は伏せさせていただきますね)、
ひまわりネットワークの映像製作会社さま、どうもありがとうございました。
大切にしていきたいと思うご縁がまたひとつ♥

☆3/21、ストリーミング動画のリンクを追記。
ひまわりネットワーク、とよたNOW 特集「暮らしとつながる自助・共助・公助」
(mp4形式の動画となっています)

3月5日(日) 豊田市民の誓い あったかフェスタ in 小原交流館

小原和紙や小原歌舞伎、四季桜で有名な豊田市小原地区にある
小原交流館で行われたイベント「あったかフェスタ」に出展してきました。

この日も新しい出会いがたくさんありました♪
ブースの前で足を止めて掲示物を読んでくださったり、
支援ボードや冊子を手に取ってくださったり。
タイミングを見てそっと声をかけると、皆さんにこやかに話しを聞いてくださって、障がいや高齢など身近なところに支援の必要な方がいらしたりして、それぞれの背景を聞かせていただいたり。
お隣になった団体さんと来場者さんとも一緒になって、お話して笑い合ったり。
ほんと 色んな市民の方とふれ合える大切なイベントですね。

そして、顔なじみの団体さんとの交流も楽しんできました(*^.^*)

お互いの団体の活動状況を伺いながら、刺激し合って
また自分の気持ちも高めて、という感じ。

そして5年振りに、NPOがいどボランティアネットワークさんの所で、アイマスクを着けて白杖を持ち、視覚障がい者の気持ちになって手引き(移動の誘導支援)を受ける体験もPRの合間にしてきました。
団体の活動としてコミュニケーション支援ボード、自分の子どもに対しても絵カードや文字カードなど視覚支援が中心の生活の中で、その視覚情報を一切断つという真逆の経験は本当に衝撃です。
偏った支援にならないよう気をつけなきゃ。

五平餅も食べられたし、温かいコーヒーも飲めたし(山ははこさん、おいしかったです!)、可愛いバルーンもプレゼントしてもらえたり(キュート12さん、年々レベルアップ凄いです!)、お茶の葉(寒茶)を買ったらゼリービーンズのおまけも貰えたし(夢育プロジェクトさん、番茶おいしいよ!)、使いやすそうなサイズのネコ柄ポーチも安く買えたし(豊田地域猫の会さん、手作り猫グッズいつも楽しみ!)、今年も 出展団体であっても、参加者としてもしっかり楽しむことができました。

ご来場いただいた皆さん、出展団体の皆さん、小原中学校のボランティアさん、
実行委員会の皆さん、お疲れ様でした&どうもありがとうございました

さて、次は4月2日の世界自閉症啓発デーです! (≧∇≦)/